ゴールデンカムイをみた

ゴールデンカムイをみた。いい映画だった。正直全く期待してなかったのだが、フォローしてる人から良かった!という話を聞いて、この人がいうなら……アリなのかも……と思って見に行った。アリというか、もう、期待しててもよかったくらいだった。杉本は漫画よりちょっと若くてかわいい印象だけど、身体の古傷はしっかり再現されててアリ。アシリパさんの顔芸も健在。白石のコミカルな動きもしっかり再現されてた。

北海道の大自然、映画ならではの動きや躍動感もしっかり出てて、ほんと良かった。漫画読んでない人でも普通に楽しめる映画になっていると思うので、漫画読んでない人もぜひ行ってみてほしい。

 

映画はよかったのだが、映画館は久しぶりに行って、うん……?と思った。映画の感想を書いた後に映画館の違和感を考えてたのだが、『日々体験設計がめまぐるしく変わっていく中で、映画館は10年前のままだから』だな、と思った。確かに入口はQRコードになっていたが、コンセッションスタンドは並ぶ→オーダー→待つ→受け取りの流れのまま。最近時間指定でオーダーできるファストフード店ばかり行っているので、ちょっと前時代的に感じてしまった。これが個人店だったり、小さな映画館だったら全然かまわないのだが、全国展開してる映画館でこれはちょっと、と思う。

まあ、あれこれ機材をいれられたりするほどもうかってないんだろうと思うが、8台はありそうなレジのうち3台しか動かさないなら、ポップコーンもドリンクも自販機にしたらいいのに、と思う。

パンフレットも自販機でいいんじゃないかと思う。今は冊子の自販機って見ないけど、昔は雑誌の自販機あったらしいし、できないことはないんじゃなかろうか。映画のグッズだって大抵はキーホルダー・クリアファイル・ぬいぐるみなんだし、クリアファイルは冊子の自販機と同じしくみでいいし、キーホルダーやぬいぐるみは縦長の筒に詰めれば飲み物の自販機と同じ仕組みで売れるのではないだろうか。

 

とか、とか思うのだが、まあ多分自販機に入れ替えるのもお金かかるし、むずかしいんだろうなあ、と思う。でも映画は面白くても映画館って変わりばえしなくて飽きちゃった感あるので、しばらくは家で見ようかな、と思う。サブスクは色んな映画に手を出しやすくなったので良い。